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飛び級で大学進学したときの教育上の問題

義務教育である公立の小学校や中学校では落第はなく、年齢が同じ生徒が同じ学年になる仕組みが取られています。高校以降は入学年が違ったり落第があるので一部で年齢の違う生徒が学ぶこともあります。大学となると年齢が違う人と学ぶのは珍しくない状況と言えます。日本ではあまり取り入れられていないものの飛び級と呼ばれる仕組みがあり、こちらは年齢の壁を取り払って優秀な学生が高いレベルの教育を受けられる仕組みです。高校を卒業していないのに大学に進学する仕組みなどがあります。飛び級のいいところは早く高度な内容を学べるので無駄がなくなる点があるでしょう。その一方で学歴面で問題が残っているようで、飛び級のために低学歴になってしまう可能性があります。実は高校を卒業せずに大学に入学する飛び級では高校中退状態での進学で高卒資格は得られていません。大学を無事卒業すれば学歴として大卒になりますが、もし大学を中退すると最終的に卒業をしたのは中学となります。受験資格に高卒とある資格試験などに受験できない可能性が出てきます。

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